散歩はしていないけれど、食べています。
そして、ほぼ毎日4キロ歩いて4キロ走っています。
また気が向いたら飲んだり食ったり遊んだり、をつらつらと書いていこうかと思う。
たぶん、そんなに頻繁にではないと思うけれど。
あと、去年の夏前に敢行した旅行の話も、思い出しながら書くかもしれない。
それじゃ、また。
2013年4月5日金曜日
2012年3月1日木曜日
雪の翌日の菜の花
火曜日は、最高気温の予想は14度。
雨が降るということだったので、カッパだけ用意して出勤した。
帰る頃には予報よりもだいぶん気温が下がり、冷たい雨が降っていた。
こんなに寒いと濡れるのはいやだな、でも明日はせっかくの休みだから自転車で遠出したいよな。
そういうわけで、冷たい雨の中に漕ぎだした。
ものの数分もしないうちに、顔に当たる雨粒が妙に痛くなってきた。
みぞれだった。
見る見るうちにみぞれがべしゃっとした雪に変わり、街路樹や生け垣に積もり始めた。
カッパでカバーできない膝から下が雪にぬれて、だんだんと感覚が無くなってきた。
かといってびしょびしょのまま自転車を置いて、途中でタクシーに乗るのもなぁと、気合いを入れ直し、一路帰宅。
翌朝は雨も上がり、気温も高く、上々のお出かけ日和だった。
前夜の雨の中を走り巻き上げた砂粒やゴミで汚れた自転車を、タイヤを外してフレームを吹きあげ、ギア周りのごみや汚れをパーツクリーナーで落とし、注油し、空気も入れて組み直し、出発の準備は整った。
行先は志賀島。
先週も行ったばかりだけれど、なぜだかしょっちゅう行ってしまう。
今回は人工島経由のショートカットのルートをとることにした。
かもめ大橋のちょっと手前のところは、飛行機がまっすぐに入ってくるので、タイミングが良いと、飛行機の腹を見上げることができる。
空の色はご覧のように青く澄んでいた。
きっと昨晩の雪雨が洗い流してくれたんだろう。
海の色はさすがにまだ冬の重たい色をしていたけれど、ダイナミックな潮の流れが見えた。
先日、福岡市の人工島事業が赤字の見込みという報道があった。
たまにこうして通るようになってからも、建物が増えた様子は全くなく、島の北側では未だに造成が続き、一度敷いた下水管の掘り出し工事をしていたりと、とにかく工事を続けることがすべて、というような印象を受ける。
うん、これで黒字だって言われても信じられないわ。
そういえば、季節外れのススキがはえていた。
去年の秋からあるようにはみえなかったので、人工島の辺りはこういうものがはえるんだろうね。
最後の橋を渡り、雁ノ巣の陸地に降りる。
いつもの補給ポイントの雁ノ巣レクリエーションセンター駐車場が工事中で入れなかった。
ここの売店で冷たい物を買って、座って一息つかないと、ここより先は西戸崎への分岐まで数キロ、自動販売機がない。夏はここで水分をとっておかないと、まったく日かげの無いストレートでめまいがする。
が、多少暖かいと言っても2月は2月。
特に補給の必要もなく通過した。
そして、海の中道に入口で春を見つけた。
菜の花が植えてあった。
最近では菜の花なんて、冬に入る頃には食卓に上るようになって、季節感もなにもあったもんじゃないけれど、こうしてきれいに咲いていると、自然と心が華やぐ。
志賀島に入り、島の外周に1か所しかない坂を越えると、左手に砂浜が広がる。
この砂浜の護岸の上を行くと、沖に小さな島がある。
沖津島といい、沖津宮を祀っている。
満月の日だけ潮が引き、渡れるそうだ。
ここで一休みをする。
本州は雪で大荒れというから、前線の影響か、少し荒れて白波だっていた。
特に何も変わらないいつもの志賀島だった。
帰り道で撮影したのが「飛び出し坊や」。
ちょっと前のタモリ倶楽部で見て以来、そういえば西戸崎あたりに妙なのがあったことが気になっていたんだった。
と、小さな集落の目抜き通りに3パターンもあるから印象的。
次行くときはもっと気をつけて探してみるつもり。
さて、つぎ晴れるのはいつのことやら。
雨が降るということだったので、カッパだけ用意して出勤した。
帰る頃には予報よりもだいぶん気温が下がり、冷たい雨が降っていた。
こんなに寒いと濡れるのはいやだな、でも明日はせっかくの休みだから自転車で遠出したいよな。
そういうわけで、冷たい雨の中に漕ぎだした。
ものの数分もしないうちに、顔に当たる雨粒が妙に痛くなってきた。
みぞれだった。
見る見るうちにみぞれがべしゃっとした雪に変わり、街路樹や生け垣に積もり始めた。
カッパでカバーできない膝から下が雪にぬれて、だんだんと感覚が無くなってきた。
かといってびしょびしょのまま自転車を置いて、途中でタクシーに乗るのもなぁと、気合いを入れ直し、一路帰宅。
翌朝は雨も上がり、気温も高く、上々のお出かけ日和だった。
前夜の雨の中を走り巻き上げた砂粒やゴミで汚れた自転車を、タイヤを外してフレームを吹きあげ、ギア周りのごみや汚れをパーツクリーナーで落とし、注油し、空気も入れて組み直し、出発の準備は整った。
行先は志賀島。
先週も行ったばかりだけれど、なぜだかしょっちゅう行ってしまう。
今回は人工島経由のショートカットのルートをとることにした。
かもめ大橋のちょっと手前のところは、飛行機がまっすぐに入ってくるので、タイミングが良いと、飛行機の腹を見上げることができる。
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この飛行機の次にLCCのFDAが。鮮やかなオレンジの機体でした。 |
きっと昨晩の雪雨が洗い流してくれたんだろう。
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トラックも色鮮やか。 |
海の色はさすがにまだ冬の重たい色をしていたけれど、ダイナミックな潮の流れが見えた。
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この海の中の川に捕まると、あっという間に流されてしまう。 |
たまにこうして通るようになってからも、建物が増えた様子は全くなく、島の北側では未だに造成が続き、一度敷いた下水管の掘り出し工事をしていたりと、とにかく工事を続けることがすべて、というような印象を受ける。
うん、これで黒字だって言われても信じられないわ。
そういえば、季節外れのススキがはえていた。
去年の秋からあるようにはみえなかったので、人工島の辺りはこういうものがはえるんだろうね。
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穂が日に照らされてきらきらキレイだった。 |
いつもの補給ポイントの雁ノ巣レクリエーションセンター駐車場が工事中で入れなかった。
ここの売店で冷たい物を買って、座って一息つかないと、ここより先は西戸崎への分岐まで数キロ、自動販売機がない。夏はここで水分をとっておかないと、まったく日かげの無いストレートでめまいがする。
が、多少暖かいと言っても2月は2月。
特に補給の必要もなく通過した。
そして、海の中道に入口で春を見つけた。
菜の花が植えてあった。
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まだ植えて間もないって感じだった。 |
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前日の雪でよく駄目にならなかったものだ |
最近では菜の花なんて、冬に入る頃には食卓に上るようになって、季節感もなにもあったもんじゃないけれど、こうしてきれいに咲いていると、自然と心が華やぐ。
志賀島に入り、島の外周に1か所しかない坂を越えると、左手に砂浜が広がる。
この砂浜の護岸の上を行くと、沖に小さな島がある。
沖津島といい、沖津宮を祀っている。
満月の日だけ潮が引き、渡れるそうだ。
ここで一休みをする。
本州は雪で大荒れというから、前線の影響か、少し荒れて白波だっていた。
特に何も変わらないいつもの志賀島だった。
帰り道で撮影したのが「飛び出し坊や」。
ちょっと前のタモリ倶楽部で見て以来、そういえば西戸崎あたりに妙なのがあったことが気になっていたんだった。
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スタンダードないでたち |
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さすがホークスの寮がある町。ユニ姿。 |
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帽子を黒く塗りつぶし、強引に髪の毛にした形跡がある。 |
次行くときはもっと気をつけて探してみるつもり。
さて、つぎ晴れるのはいつのことやら。
2012年2月4日土曜日
暦の上では春が来た
天気予報を見ると、木曜、金曜ともに最高気温が1度前後しかない。
最低気温にしても寒いくらいなのに、最高気温でそれって!!と恐れ戦いていたら、予想以上の特大寒波が日本列島を覆った2月の2日と3日。
ちょうど節分の3日がお休みだったので、温かい格好をしてちょっとお出かけしてきた。
もうすこし温かければ遠出をしようかと思っていたけれど、海岸線を走ることを考えただけで鳥肌が立ってきたので止めにして、その辺をぶらぶらしてきた。
まずは、雪のちらつく西公園。
展望台から雪の博多湾を眺めようと正面の坂を一気に漕ぎ上が……れる訳も無く、途中で立ち漕ぎ。後は緩めの上り坂なので、すいすいと。
展望台からの眺めは、下木の松が伸びてきていまいちパノラマという感じではなかったものの、鈍く重たい空の色に真冬が感じられた。
何度も言うけれど、暦の上では春。
行きで苦しんだ分、帰りは下りでよいよい。
路面が軽く濡れていて一番よく滑るコンディションだったので気をつけて下山して、その勢いで博多部までこぎ進んだ。
博多の節分と言えば、東長寺の節分まつりが数百年の歴史を誇っており、毎年大賑わいだ。
が、個人的に、櫛田神社の節分厄除大祭のほうが好みである。
というのも、神社の入り口というか鳥居が実に良い。
東長寺がこれで、
櫛田神社の商店街側の入り口がこれだ。
東側の正門のほうもお多福さんがあるのだけれど、顔があまり好きじゃないので、節分の時はいつも裏から入る。
ちなみに表はこんな感じだ。
こちらの顔はなんだか好きになれなくて、写真も撮っていなかったので、お借りしました。
境内はごった返しており、奉納された酒樽がずらりと並ぶ姿は壮観だった。
櫛田神社に着くなりちょうど豆まきが始まったので、福を拾おうとスタンバイ。
中国人の観光客が大騒ぎで写真を撮っているので何かとみて見れば青鬼。
豆をぶつけられまくったのか、金棒を支えに脱力した立ち姿がなんとなく笑いを誘う。
そして豆まき開始!
紅白のゴムボールが最初にポーンと投げられ、ちょうど目の前に来たのでキャッチ、と思った瞬間、私より20センチは背の小さいおばあちゃんが左手一本で目の前でかすめ取りました。
すげえ。
あのおばあちゃんはまだしばらくは息災だと思う。
このおばあちゃんに限らず、みな髪を振り乱し福に飛びついており、昔の人たちのパワフルさを肌で感じた次第でした。
それでも、みんなに行き渡るくらい十分に福を撒いてくれたので、無事に福豆をゲット!
その後は、本体の神社にお参りをして、
ようやく昼ごはんタイムだ。
冷えた身体を内側から温めるべし。
よし、うどんにしようと思い、ちょっと行ったところにある、「みやけうどん」。
福岡のうどんは柔らかい、太い、と言われるけれど、その最右翼がここ。
指ほどの太さでコシは皆無、茹で置きを温めるので、麺の表面がざらりと荒れた食感で、博多うどん中の博多うどんで、地元の人間でも好き好きが分かれるうどんである。
ちょっと昼時を外したからか、がらっと開けると店主が新聞を読みつつリラックスムード。
おぉ、マンツーマンか……。
ここはうどんとそばがあるので、ごぼ天うどん、としっかり伝えて、カウンターに着席。
うどんを茹でる大がまの前が、エアコンの温風と、釜からのじんわりとした熱がぶつかりいちばん温かい席なのだ。
野太いうどんをてぼに入れ温め、どんぶりによそったら、大がまにつりさげられた徳利から熱々のスメ(つゆの方言)が投入。丸いごぼ天が乗せられ1分でデリバリー。
まずはすめを、と思ってはいけない。ここのスメは死ぬほど熱い。
盛り放題のねぎをささっとかけて、麺の下に隠す。こうするとねぎに火が通りしみじみ旨くなる。
洟とうどんを交互にすすり完食。
腹も膨れたのでもうちょっとウロウロしようかと思ったけれど、お店の外に出て寒さに気持ちが萎えた。
お使いを頼まれている恵方巻、これだけ買って帰ろう。
そして来週こそはちょっと遠くまで出かけよう。
そうひとりごちて、粉雪が舞うなか、帰宅しましたとさ。
さて、来週はホント、どこに行こうかな。
晴れたらいいけれど。
![]() |
2日の朝は、福岡市内でも積雪@福岡城址 |
最低気温にしても寒いくらいなのに、最高気温でそれって!!と恐れ戦いていたら、予想以上の特大寒波が日本列島を覆った2月の2日と3日。
ちょうど節分の3日がお休みだったので、温かい格好をしてちょっとお出かけしてきた。
もうすこし温かければ遠出をしようかと思っていたけれど、海岸線を走ることを考えただけで鳥肌が立ってきたので止めにして、その辺をぶらぶらしてきた。
まずは、雪のちらつく西公園。
展望台から雪の博多湾を眺めようと正面の坂を一気に漕ぎ上が……れる訳も無く、途中で立ち漕ぎ。後は緩めの上り坂なので、すいすいと。
展望台からの眺めは、下木の松が伸びてきていまいちパノラマという感じではなかったものの、鈍く重たい空の色に真冬が感じられた。
何度も言うけれど、暦の上では春。
![]() |
福岡造船のあたりが見えている |
路面が軽く濡れていて一番よく滑るコンディションだったので気をつけて下山して、その勢いで博多部までこぎ進んだ。
博多の節分と言えば、東長寺の節分まつりが数百年の歴史を誇っており、毎年大賑わいだ。
が、個人的に、櫛田神社の節分厄除大祭のほうが好みである。
というのも、神社の入り口というか鳥居が実に良い。
東長寺がこれで、
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東長寺 うう~ん。 |
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お多福さんの口の中をくぐって神社内へ。 |
ちなみに表はこんな感じだ。
![]() |
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/01/html/d83148.htmlから借用。 |
境内はごった返しており、奉納された酒樽がずらりと並ぶ姿は壮観だった。
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中身入っているんだろうか……。 |
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ここにもびっしり! |
櫛田神社に着くなりちょうど豆まきが始まったので、福を拾おうとスタンバイ。
中国人の観光客が大騒ぎで写真を撮っているので何かとみて見れば青鬼。
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疲れているのか、立ち方に精気が感じられない |
豆をぶつけられまくったのか、金棒を支えに脱力した立ち姿がなんとなく笑いを誘う。
そして豆まき開始!
![]() |
雪がちらつく中、豆やらキャンディやら、ボールやらが撒かれました。 |
すげえ。
あのおばあちゃんはまだしばらくは息災だと思う。
このおばあちゃんに限らず、みな髪を振り乱し福に飛びついており、昔の人たちのパワフルさを肌で感じた次第でした。
それでも、みんなに行き渡るくらい十分に福を撒いてくれたので、無事に福豆をゲット!
福々しいパッケージ |
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なかなかの混雑。5分少々並んだ。 |
参道の明太子屋のキャラクター「めんたい坊や」と子供が戯れるのをほほえましく見守り
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頭に乗っているものがう○こにしか見えない……。 |
ようやく昼ごはんタイムだ。
冷えた身体を内側から温めるべし。
よし、うどんにしようと思い、ちょっと行ったところにある、「みやけうどん」。
福岡のうどんは柔らかい、太い、と言われるけれど、その最右翼がここ。
指ほどの太さでコシは皆無、茹で置きを温めるので、麺の表面がざらりと荒れた食感で、博多うどん中の博多うどんで、地元の人間でも好き好きが分かれるうどんである。
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古くて趣のある店頭、そして店内。 |
おぉ、マンツーマンか……。
ここはうどんとそばがあるので、ごぼ天うどん、としっかり伝えて、カウンターに着席。
うどんを茹でる大がまの前が、エアコンの温風と、釜からのじんわりとした熱がぶつかりいちばん温かい席なのだ。
野太いうどんをてぼに入れ温め、どんぶりによそったら、大がまにつりさげられた徳利から熱々のスメ(つゆの方言)が投入。丸いごぼ天が乗せられ1分でデリバリー。
まずはすめを、と思ってはいけない。ここのスメは死ぬほど熱い。
盛り放題のねぎをささっとかけて、麺の下に隠す。こうするとねぎに火が通りしみじみ旨くなる。
洟とうどんを交互にすすり完食。
腹も膨れたのでもうちょっとウロウロしようかと思ったけれど、お店の外に出て寒さに気持ちが萎えた。
お使いを頼まれている恵方巻、これだけ買って帰ろう。
そして来週こそはちょっと遠くまで出かけよう。
そうひとりごちて、粉雪が舞うなか、帰宅しましたとさ。
さて、来週はホント、どこに行こうかな。
晴れたらいいけれど。