暑さに負け、雨に負け、金欠に負け、まぁいいじゃんという弱い心に負けた1ヶ月半でしたね。
いやぁ、お恥ずかしい。
という感じなんですが、まー、特にネタもたまってないんです。
先日、ようやく涼しくなったのでちょっと出かけてきたのですが、それくらいしかありません。
この前の金曜日。
朝から日差しは強いものの、湿気がそれほどなく、自転車でシャーっと行くにはうってつけの日でした。
タイヤの空気圧が下がっていたので、ポンプで入れて、さっと出発。
そして間髪いれずに降り始める雨。
でも明るい。
あぁ、お天気雨かー、狐の嫁入りってやつです。
大した降りでもないので気にせず西へGO!!
いつもとはちょっと違って、六本松まで下って、別府橋を渡るところから西へと向かいました。
この道沿い、良い感じに古い団地があって、昭和な感じというか、少しばかりレトロな感じがして好きなんです。
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ちょっと賑やかなあたり |
東区もそういう感じなんですが、工業地帯というか港湾エリア的な殺伐さがあって、どちらかというと今回のルートの202号線ぞいの感じが好みです。
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なんだか青い……。 |
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バス停もあります。 |
田舎の商店街の趣ですね。
とはいえたった一棟だけなので妙にちぐはぐな感じです。
荒江団地を過ぎ、原団地の南側を過ぎ、室見川を渡るときは上流にも下流にも団地のような建物が見えます。
高度経済成長期に日本中にこういう団地が建ったと言いますね。
ここをすぎるといつもの拾六町の高架が見えてきます。
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南区方面へと延伸中 |
さて、自転車にまたがってから、ずっと考えていたことがあります。
昼食の事です。
何を食べようかな。
まだまだ暑いから冷たいものが良いなぁ。
冷たいものってなんだろう。
ざるそばかな。
あー、ざるうどんもいいな。
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いつものこの道に入っちゃいました |
こう思いながら、自転車をこいでいると、
あっという間にラーメン密集ゾーンを抜けてしまいました。
おぉ、ここを過ぎてしまうと202号線沿いって何かあったっけなと思いつつもこぎ続けていると、
眼前にかなり黒い雲が。
まだ距離はある。
下りが多くなり、流していると汗が冷えて気持ちが良い。
軽く運動もして腹も減ってきたし、もうなんか適当に入ろうと思ったら
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老司の店が有名ですね |
それなりに有名店の一九ラーメン周船寺店が道向こうにあった。
道を横切り入店。
通常500円のラーメンが350円のフェア中。
ほぅ……。
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右の女性が手に持っているのが寸胴、ではなくお冷のポットです。 |
麺上げをしているおばちゃんの貫録は十分。
膝に来るのか、手が空くとすぐに座る。
固麺で注文。
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見た目はスタンダード。 |
うん、麺上げは悪くない。
スープは……、うまかっちゃん??
豚骨のクリーミーさを補うためにミルクが足してありそうな甘み。
それに化学調味料が合わさるとだいたいこういう系の味になる。
よくいえばバランスが良く、悪く言えばのっぺりとした、むかしながらのインスタントラーメンのような味わい。
まぁ、バランスを崩して印象を操作するような下品なラーメンよりはよっぽどいいけれど、
通常500円は420円でいいかなぁ。
再び漕ぎ始めると、先程はまだ向こうにあった黒い雲がけっこう近くに来ていた。
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でかいです。 |
どうしようかな、と迷いつつ「伊都菜彩」へソフトクリームを食べにピットイン。
ソフトクリームの前に特になにを買うわけでもないけれど、店内をぐるぐる。
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ところてんのテングサみたいなもんです |
博多名物おきゅうとの材料になる海藻や
きれいなピンク色の魚、
パックに入った塩水ウニ。
そしてもちろん糸島産の野菜たち。
そして同僚お勧めのソフトクリーム。
たしかに、うまい。
乳脂肪分の濃さで違うのか、こってりやさっぱりなど濃厚さが選べて、
このときは「さっぱり」を注文した。
それでもミルクのとろーとした脂肪の甘みが濃厚に感じられて絶品!
おすすめですぜ。
ラーメンで熱くなった体をソフトクリームで冷やして、再び漕ぎ始めたものの、雨雲が近くなりすぎ、しかも雲の下が真っ暗だったのであきらめて踵を返した。
帰り道も同じルートで帰り、団地のカラフルな給水塔とか
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周りは普通の団地。浮いてる。 |
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猫が覗きこんでいる海鮮の料理屋 |
さて、どうしましょうか、とTwitterとFacebookをチェックすると、友人連中が集まって飲みの話をしている。
参加の意思を表明し、始まるまでとりあえず立ち飲みにでも、と思って大名の小谷酒舗へ。
なぜか平日の夕方5時にかなりの混み具合。
仕方がないので天神のど真ん中にある「角屋」へ。
一等地にありながらもそれなりに良心的な値段で、常にお客さんが多い立ち飲み屋です。
はじめてこの店に来た時から思うと、それなりに値上げはされているけれど、まだまだ安価です。
酒屋の一角でお酒が飲めるスペースのことを福岡近辺では「角打ち(かくうち)」と言いますが、近頃は立ち飲み屋も増えてそのあたりも全部まとめて角打ちって呼ぶことが多いですね。
ここは刺身なども出して、飲食店の許可を取っていると思われるので、厳密に言うと角打ちではないですね。
さて、この角屋、天神のど真ん中にあるわけで、場所柄、近所の百貨店やファッションビルの人たちが多い。
平たく言うと、きれいにしている女性が多い。
だいたい角打ちや立ち飲みなんて言うと、客のほとんどがプロの酔っ払いや昼から飲んでも差し支えない身分の人か、さぼってるサラリーマンくらいのもので、飲む以外に何もすることがない感じです。
この角屋に関しては年齢層も低く、それなりに華やかで立ち飲みデビューや普段使いにはうってつけではないでしょうか。
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おいちゃんばっかり。 |
とはいっても、やっぱり平日の昼間はこんなもんです。
ビールを一杯あけないうちに、Facebookのチェックインを見た友人が合流。
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焼酎ロックと250円の肉じゃが |
そのままぼちぼち飲んで食って、
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おでん、酢モツ、豆もやし、手羽先の煮物、枝豆、タコ酢etc |
その都度食券を買いに行くからいくら使ったか分からなくなるけれど、だいたい2000円程度使ったところで、2軒目へ。
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これは良い。良い焼き加減。 |
福岡に焼き鳥は数多くあれど、ここのレバーのふんわりふっくら感はかなり優秀。
今泉の「成吉」。
ここでさらに友人が合流し、わいわいと。
いろいろと面倒になって〆の麺もここで注文。
煮干しラーメンとかなんとか。
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なんだか甘かったなぁ。 |
ううーーーーーん。
餅は餅屋、ですね。
あと一軒寄ろうかな~なんて思っていたけれど、冷房が効いた店内からお店の外に出ると、ぐわっと酔いがまわりどうでもよくなった。
まだ元気があるメンバーを残して、4時間後に山登りという友人と二人で離脱、長い休日を終えました。
いやー、久しぶりに遊び倒した。
こんだけ遊んで4000円。
ぼちぼちだな。
次は似たようなメンバーでそうめん流しに行く予定。
晴れたらいいなぁ。