Pages

2011年5月29日日曜日

雨降りの休日

せっかくのお休み木曜日。
天気予報で覚悟はしていたけれど、起きて伸びしてハッとして、ばたばたカーテンを開けて見てみれば、やっぱり雨か……がっくし……。

というさえない休日の始まりでした。

前日に買って帰った、ペプシの新味、甘くないコーラ、PEPSI DRYをググッと飲んでしゃきっと!のつもりだったのですが、これ、ものすごい炭酸のきつさですね。
汚い話ですが、げっぷが派手に出ました。
人前ではしないように努めているげっぷですが、胃がパンパンでガス抜かないと!なとき、こっそりとやって鼻から抜くと、涙が出ちゃいますよね。
そういえば、げっぷって、おくびとも言います。
「そんな様子はおくびにもださず~」みたいな文脈で使われるおくび。てっきり「お首」かと思って、妙な表現だなぁと思っていたものです。
げっぷついでにもひとつ、ヨーロッパではげっぷの方がおならよりも品が悪いとされています。どっちもどっちかとは思いますが、日本ではおならの方が大罪ですよね。

さて、話が大幅にそれちゃいましたが、木曜日の朝の話ですね。

特になにもしてなかったといえばしていなかったんですが、自転車を分解して掃除してました。

作りがシンプルなシングルギアなので、リアとフロントのタイヤを外して、クランクを外せばもう全部バラバラです。
ちゃんとクリーナーを使って掃除をしたいのは山々ですが、たかが8万ぽっちの自転車にそこまでするのもなぁ、と思い、毎度キッチン洗剤を希釈して靴ブラシと歯ブラシ、ぼろTシャツとセルベットで掃除しています。
かなりきれいになります。
あと、KURE5-56も使えます。
気をつけないといけないのは、KURE5-56を潤滑油代わりに使うと、錆びます。KUREはなじみがよくて、すぐにスムーズになる反面、すぐに成分が流れてしまい、金属が空気に裸でさらされることになってしまいます。
なので、KUREは掃除のときにのみ、頑固な油系の汚れを落とすのに使います。
KURE5-56のこの罠にはまった人は結構いると思います。
なので、潤滑油として贅沢してシリコン系のスプレーで仕上げです。
抜群の滑らかさに驚きますよ。

そんなこんなで自転車ばらして掃除して組み立てて、1時間半程度。そのあと、油やらが垂れたマンションの床掃除に30分。

油が散ってぬるぬるの手足を洗って、整備した自転車は置いたまま、歩いておでかけです。

その日に限っては、出かけたからといって飲んだくれているわけではなく、家族の誕生祝いを買いにいきました。
フードコーディネーターという謎の職業の飲み友達のお勧めスウィーツ、和三盆のロールケーキとちょっとお高めのお茶っぱでフィニッシュ。
本当は日本一高いチーズケーキでも買おうかと思っていたのですが、チーズケーキにこの値段、という価値観の壁を越えることができず、購入を断念しました。試食もなしに通販で買う値段じゃないですよね。

そんなこんなで、買うもの買って、家に戻り荷物に置手紙をつけて、また出かけます。
今度は、酒です。

いきつけのろくでもない店で、置いてもらっているマイビーフジャーキーをクッチャクッチャ噛みながらビールを傾けつつ作戦タイムです。
天気が悪いとどうしても腰が重くなりがちです。行く店を厳選しないといけません。しかも時間はまだ3時。5時までランチの店が狙い目です。
ランチ飲みは、豊富な量のつまみとランチビール設定の低価格ビールが楽しめるという、昼飲みの強い味方です。

うーん、よし、と決めたのは、先日行かずじまいだった二丁目ラーメン。2の付く日ではないので、当たり前のサービスしかないのですが、とりあえずラーメン固とビールと餃子。

ううーーーーーーんんんん……。
スープはライトな豚骨でいわゆる長浜系で、それにちょっと他の味が混ざってる感じ。
それにもとダレでもうひとつ旨味を足しているんだろうけれど、そのもとダレに癖があるなー。ちょっと苦手……、すんませんが!貴重な休日のランチ飲み、空振りっ!!
癖が強いのではまる人にははまるはず

や、でも生ビールはギュンギュンに冷えてましたヨ。
ということで、しみ出た肉汁が焦げになってまとわりつく餃子をビールで流し込んでごちそうさま。
こんな事だったら、大名ちんちんの新メニュー、カレー味の冷麺にしたら良かった。近かったし。

まぁ、そんなことボヤいても、食べてしまったものは仕方がないのです。

霧のような雨が降るなか、てくてくと舞鶴公園のお濠経由で天神に帰還です。
お濠のいつもの枝にいつもの鷺がとまってました。雨でも関係ないようです。

結局、その足でTSUTAYAに行って、併設のスタバでコーヒー飲みながら、買ってまでは読まない雑誌をペラペラめくりつつブレイク。

気がつけば6時。
けっこう長いこといました。
そろそろ良い時間なので大名の行きつけでベビーハムを焼いてもらったやつにウスターソースをかけて焼酎。
焼酎は一種類しかないのですが、島美人、ロックです。
友人と連絡が取れ、天神ゆの華へ。
北天神にある銭湯でなかなか快適な風呂屋です。
ちなみにその風呂屋のすぐ裏にある大バコの居酒屋「ざうお」では魚釣りができますよ。
釣った魚を料理してもらえます。
そんなに旨くないけど、楽しいですよ。
さて、風呂の中では「サウナ内でのいかがわしい行為は禁止です」という貼り紙に恐れおののきながらも結局はリラックス。
貼り紙がないとハッテンしちゃうんですかね、まさか。

風呂上がりはちょっと歩いて長浜の屋台、ナンバーワンで飲み直しです。
おなじみ。

もう雨は上がっていました。
この長浜の屋台街、中洲の川沿いとは違って旨くて安い。地元の人はだいたい長浜の屋台街の方を勧めますね。
まぁ、中洲の方がなんとなく華やかではあるんですがね。
ここではたこ、こんにゃく、がんもどきのおでん
撮る前に食う! こんにゃくから弾け出る汁に注意!

焼餃子
撮る前に食う! どうしても目の前にあると箸が伸びてしまう。

鳥焼きをニンニク醤油で
このメニューは初めて食べた。うまかったー。


そして締めのラーメンは固麺で。
ラーメンは撮り忘れた。っていうか、目の前に来たらズルズルフガフガズズーッと一気呵成に終わらせちゃいました。
撮ってたら伸びるしね。
なにはともあれ、昼のラーメンリベンジ、完了!

そこから友人のおごりでタクシーに乗り、警固に戻り、トリスのハイボール。
トリスのCMに出ている女の子が苦手、むしろ鼻につく、嫌いだ、など言いたい放題言っていたら、見知らぬおじさんと意気投合しました。ただ、そのおじさんの持論は、ああいう女に嫌われそうな女を嫌いだって公言した方が女受けがいいんだよ、というそりゃそうなんだろうけれどだから何なんだよ的なものでした。たいして女受けしてそうなおじさんにも見えなかったけどね。
どうでもいいっすねぇ、ホント。

そんなこんなで飲みくたびれたので解散、帰宅と相成りました。
やー、休日は晴れてくれないと金使っちゃって仕方がない。
まー、何が怖いって、梅雨が怖い。

2011年5月20日金曜日

食べたり散歩したり ~和白経由 志賀島~

早起きは三文の徳、というけれど、まさにこういう季節にピッタリの言葉だなーと思います。
朝早い時間は涼しくていろいろとはかどりますもんね。
が、休みの朝って、そうそう早起きできるものじゃない。

あー、いや、ちょっと待って。
ちょっと違うな。
早起き「できる」「できない」というと、能力や可能性という話になってくるけれど、
端っから起きる気がないので、
『休みの朝って、そうそう早起きする気になれない。』が正しいかな。

そんなことをぼんやりと考えながら、二日酔いの特効薬、アイスを朝から食べていたわけです。

アイスはスペシャルブラックモンブラン。
九州での知名度はグリコ、森永、明治に並ぶ竹下製菓の当地スウィーツです。
すでに中学生のころ、黒板消しが「ラーフル」ではなくて、かさぶたが「つ」ではないし、「直して」といっても片づけてくれない人がいることは薄々感づいていましたが、さすがに九州外にはブラックモンブランが存在しないとは、夢にも思ってもいませんでした。


さて、おやすみということで、前日は大名のダイニングバーでビールを引っかけました。
そこでtwitterをいじっていたら「けいじなう」がTLに。
すぐに警固四ッ角の屋台に駆けつけ、飲み友達二人と合流。ビールやら芋焼酎やら。
おでんと焼き飯とラーメンをシェア。スジのうまいこと!
あと、ここの焼き飯の味の素使いは芸術。ハイミーと味一番と味の素の差がわかる、というくらいの化調ジャンキーの私ですが、ここの焼き飯はうまい。っていうか、ラードと化調の組み合わせは敵無しだな!
ここでおふくろと同い年の飲み友レディが、日中のゴルフの疲れでダウンしたのでタクシーに蹴り込んで、警固本通り裏のバーへ。ハイボールを一杯。
もうちょっと飲みたいなーという気持ちをぐっとこらえて、帰宅、入浴、就寝。
そして、起きて頭にだーーーっと水をかけて頭皮を引き締めて、目を覚まして、でも芯は酒でぼんやりしつつ、アイスをかじったわけです。
それから家の手伝いを少しやっていたら結構いい時間、11時半です。
おっほっほーいとか呟きながら、手早く着替えて、自転車に跨り、志賀島へ出発です。
長浜の市場前で見つけた。かわええ。

スタートして御笠川を越える頃にはすでに汗びしょになってきたので、ウィンドブレーカーを脱いで袖を縛って斜めがけにします。
財布も携帯も小さなサドルバッグにまとめてきたので、ウィンドブレーカーをしまうところがありませんでした。
そのまま3号線を北上します。3号線は車道の交通量も多く、流れも速く、大型車ががんがん通るので歩道の方が安全ではあるのですが、歩道は段差が多く、ガチアルミの安物フレームにはきついので、車道を30キロで巡行です。
順調に名島橋を渡ります。立派な石造りの橋です。福岡の東の玄関となる橋です。
威風堂々たる石橋

で、いい時間にいいところを通りがかったので、昼飯です。
名島亭です。
小さなお店です

いくらラーメンが好きでもなかなかここまでは来ませんからね、実に6年ぶりくらいの訪問となりました。
正直2回目なので、以前の味がどうだ、今回はこうだっていうのは一切ありません。
でも旨かったなー。クラシックな長浜系で、麺は細麺で粉っぽくて、いかにもって感じです。屋台系。
前回来た時も思ったけど、ここは接客がいい。「ありがとうございます」って言葉に気持ちがこもってる。
顔に出てますね

娘さんもそんな親父さんを見ているからなのか、実に感じがいい。100点! かわいらしいし。
すぐ裏手の泰洋軒で盛りのいい定食でも良いかなぁ、と思ったけれど、名島亭でよかった。
とり天が有名だけどホントのポイントは盛り! 腹いっぱいになる!

さて、汁まで飲んでちょっとばかりうぷっとなってはいたけれど、構わずスタート。

腕や頬骨のあたりがポッポしてきて、日に焼けつつあるのがわかる。無心でこぎ続ける。

頭の中ではなぜかぐるぐる回るビートルズのミスタームーンライトのシャウトのところをリピートで。
50回目の『ミスターーーーーァァァァ」をジョンが叫ぶ頃、和白の交差点で左折しそびれたことに気がついた。
くるりと方向転換し、また何十回かジョンに絶叫してもらったくらいに右折。

無事志賀島方面に入りました。
そして、海の中道に突入。ここからしばらくひたすらまっすぐが続く。
こんな感じで日陰もある

ずっとこの景色。つまらん。


その直線が終わり、砂洲部分に入ると一気に景色が広がる。
天気がよくてよかったよくてよかった!

ここが走りたくて志賀島まで来ている。
でもアスファルトは砂がうっすらと散らばっており、ブレーキが怖くて仕方ない。
なので、上体を起こしてゆっくりと流す。
そして志賀島に入る。
志賀島は真ん中を突っ切る山道があるけれど、ギアなしの自転車でアタックするとただの我慢大会になってしまうので海岸線沿いを行くルートの一択。
港をぬけてしばらくすると右手に金印公園が出現する。
お勉強です。

あの日本史の最初のあたりで習うので、認知度が高い「漢委奴国王印」が掘り出された場所を公園にしてあります。
確か農地を耕していたら見つけた、という話だったような記憶があるのですが、よくもこんなところを耕地にしようと思ったなという場所です。志賀島、平地が少ないですからね。
景色は抜群にいいです。


すこしもやってます。中国からの贈り物か??

そこから海をずっと左に見ながら海岸線沿いに走ります。
ずっと磯が続いてところどころこんな看板が立っています。
銛で刺してしまえ

たぶん、本気密漁っていうよりも、家族連れで車で来て、レジャーついでにっていうようなカジュアルな密漁が多いんでしょうね。

途中の国民休暇村で給水、そして靴を脱いで波打ち際に下りてしばしの水遊び。
30代も半ばにさしかかろうという男が、平日の昼間から波打ち際で一人水遊びです。
27歳の夏に来たときは、週末の夜のドライブで、横にはキュートな彼女ではない女の子が座っていたんですが。
栄枯盛衰ですね。驕れる私は久しからず。

さておき、波が寄せては返すあたりにずっと立っていたら足首まで埋まったのを引き抜いて、足を洗って、再出発です。
けっこうな時間ぼんやりしていたので、日も傾いて4時過ぎ。小腹も減るというものです。
志賀島といえばやはりここでしょう。
志賀島の手前にあるんですが、さておき。
金印ドッグ。
特許登録商標の番号、変わったんすかね。

そんなに大した感じでもないのに500円、でもなぜか食べてしまうここ金印ドッグ。
唐津バーガーほど商売っ気がないのが好感が持てます。

夏休みは金印ドッグ渋滞ができるくらいの人気店です。
ドッグの先からソースが垂れそうになったのでむしゃぶりつきついでに齧りました。

ぺろりと食べて帰り道のエネルギー供給完了。
水分はぐっと我慢して摂らず。
小一時間で和白までたどり着き国道3号線に入ったら、すでに交通量が増えていて、車道が怖い。
帰りも必ずここを通ります。名島橋

歩道をゆったりと漕いで帰ることにして、ここでサイクルメーターをストップ。
平均速度23.5キロと、かなり良いペースでした。
まったく同じコースを逆からたどり、6時前に帰宅。
顔が赤く日に焼けていました。
ぬるいシャワーで体を冷やし、3時間近く水分を我慢してカラカラでひっつきそうな喉にチクチクチクチクチクー!っと一番搾り。
死ぬ。
冷えたビールで喉爆発死。

あー、来週も晴れたらいいなー。
また、一日の終わりに冷えたビールにぶっ殺されよう。

2011年5月14日土曜日

港銀座通り

13日の金曜日を翌日に控えた12日の木曜日。久しぶりのお休みでした。
天気予報では火曜日から降り続く雨の最終日、ということでした。

でもこういう季節の変わり目の天気ってひょいひょいと変わるものです。

いや、本当に変わりやすいかどうかは分からないんですけれど、そんな印象がある時期ですよね、5月半ば。

私は小さい頃、沖縄に住んでいたので、ゴールデンウィークにはすでに梅雨入りしていたものでした。

沖縄を離れてやっと、思い切り遊んだ連休明けからひと月もしないうちにやってくる鬱々とした梅雨、というもののネガティブさを感じられるようになりました。

先に楽しいことがあると、あとからやってくる憂鬱なものがより一層際立つというものです。


話がそれましたね。

雨です。

せっかくのお休みに雨の予報が出ています、という話でした。

そしていざ起きてみたら、どんよりと曇っているものの雨は降っていませんでした。

いそいそと顔を洗い、ミロを飲んで、レーパンを履いてDRI-FITのTシャツを着て出発です。

外に出て、お、案外ひんやりしているな、と思ったら、それもそのはず、霧吹きで吹いたような、細かーーい霧雨が降っていました。

ちょっと漕ぎだしてみたのですが、体がうっすらと濡れて、風に当たると結構寒い。そのうえ、海岸線まで出てきて目指す志賀島方面を見てみたら、真っ黒に雨で煙っていました。
無茶をして風邪をひいてもつまらないので、唐人町商店街でちょっと買い物をして、おとなしく帰宅です。

身体がひんやりしていたので、さっと熱いシャワーを浴びました。
そして風呂上がりに、昼酒を、キメました。
ガツンとツメタイやつのプルタブをブシッと起こして、大きく息を吐いて、吸う勢いでゴッゴッゴッと喉に炭酸をたたきつけるのです。
昼酒どころか、昼前も昼前、の11時前。

昼酒の旨さは、このちょっとした背徳感によるところが大きいと常々思っているのですけれど、さすがに会社ではみんなが掃除を終えて朝礼をしている時分に飲んでいると思うと、テンションも鰻のようにのぼり上がるというもんです。

家でお酒を飲むと気を張っていないからなのか、多少のアルコールででろんでろんになってしまうのですが、この日も例にもれずあっという間に仕上がってしまいました。
最近お気に入りのアサヒ・ザ・マスターの6本パックが終わったので、一区切りをつけて、昼食です。

このザ・マスターは世界のビール選手権的な大会で好成績を収めたビールということなのですが、たしかにうまい。

ピルスナー部門でどうしたこうした、と缶に書いてあったのだけれど、ピルスナーって言ってわかる人いるのかなと疑問に思ったり思わなかったり。
そのむかしイギリスに住んでいるときのことです。初めてパブに行ってずらりと並ぶサーバーにわけがわからず、聞く一時の恥から逃げて、とりあえずリバプールFCの胸のスポンサーで見覚えのあったカールスバーグを頼んだ事を思い出しました。
その後、勉強してギネスやらキルケニー、マーフィーズなどのスタウト、バスペールエールなどのエール、クローネンバーク、ベックスなどのピルスナー、それぞれの味の違いを覚えたものでした。


で、ランチブレイク。

霧雨の降る中、ビーチサンダルでペタペタペタペタ~と30分ほど歩いて長浜方面へ。

その日は5月12日、2の付く日は替え玉無料という豪気なラーメン屋 二丁目ラーメンを目指しました。
2の付く日は替え玉フリー! 22日はセットオール500円!!
しかし、ペタペタ歩くうちに気持ちが変わるということはままあることで、行きついた先はこちら、珍萬21。
21の意味はわかりません
珍萬21といえばレバニラですが、その前にビール大瓶と餃子です。
カウンターの端に積んである漫画雑誌からいつのかわからない近代麻雀をとってきて、片山まさゆきのデジャブに襲われるくらい変わり映えのしない漫画を読みつつ、あら、アカギや兎はさすがに終わったのか、ムダヅモなき改革も載ってないなぁと思ってたら、オリジナルでした。

さておき、私としたことが餃子が先走り、完全にビールを余らせてしまいましたが、足りないなら追加だ!という西側的物量作戦は行わず、飯にシフト。

ニラレバ定食をオーダー。寡黙なキッチンは相変わらず。

ぶれても伝わるこの旨そうな感じ!


味付けは濃い目でほんの二口ほどで残りのビールをフィニッシュ。勢い飯もばくばく。皿に残った汁をご飯にかけて、浅漬けを上に乗せて、ざぶざぶ飯を流し込んで、ごちそうさま。


雨の港周辺はなんとなく雰囲気がありますが、雨宿りをする場所もなく、うす暗く、場末感が漂うので、天気のいい日がやっぱりお勧めです。
イカ釣り漁船??照明がたくさんついてます。

奥に見える都市高速と手前とのギャップが好きな景色

なんてことのないエリアではありますが、手ごねハンバーグの老舗ドンキホーテ、県外からのお客様を連れていったら外れなしの海鮮居酒屋TOC-TOC1,2号店、福岡の蕎麦の名店木曽路などなど食べるところが盛りだくさんです。
徒歩圏内に元祖長浜家も屋台のナンバーワンもあり、個人的にお気に入りのエリアです。


夜はワインダイニングのオーナーの誕生日を祝いに行って、2本飲み干し、口が酸っぱくなったので帰宅してラフロイグ。


バリエーション豊かに飲んだ1日でした。


次の休みは晴れるかなぁ。
梅雨前に一度は漕ぎたいなー。

2011年5月7日土曜日

福岡市動物園でお昼ご飯

このところ、朝夕も冷え込まず、自転車に乗るときにグローブをはめなくなりました。
指抜きグローブの季節ですね。
あれ、日焼けするとみっともないんですよ。
極太ポッキーみたいになっちゃって。

さて、少し前のお話です。
ゴールデンウィークに入る10日ほど前くらいに、甥を連れて動物園に遊びに行きました。
その日は、陽は差すものの、まだ風の冷たい、春の日でした。

同業者ならわかるかと思いますが、小売をしていると公休日はまず平日です。
ですので、美術館や博物館、テーマパークに水族館、動物園などに行くのも自然と平日になります。

美術館や博物館はまだいいんです。
静かで空いている方がマイペースで回れるからですね。

平日の動物園は、従業員や飼育員さんの方が絶対に多いな、と感じさせるあのアウェイ感というか、お邪魔している感じがします。


その日は久しぶりに天気の良い公休日で、自転車で遠出しようとすでにレーパンに履き替えていました。
そこに姉が登場し、食卓の上のお札を一枚と甥を置いて、母と出かけて行きました。
すでに着替えていたのですが、いまいち伝わらなかったようです。

仕方がないので、お昼を食べようかと、先日紹介した西公園の今屋に行こうかと思ったのですが、ふと思い立ち、動物園に行き先を決めました。
3歳の子供が何を食べるのかいまいちわからなかったので、子連れが多いところなら大丈夫だよなぁ、でも百貨店に小さな子を連れていくのもいやだ→じゃあ動物園だ! という思考の流れです。

自分の身一つなら、桜坂を漕いで登るのですが、その日はバスで移動です。
ちなみに桜坂の裏手にはギアなしの自転車では助走をつけても登りきれない勾配30%という恐ろしい坂があります。

さておき、バスといえば福岡は西鉄バス王国です。
日本一のバスの保有台数を誇り、全路線の総延長距離も日本一(たぶん)の歴史あるバス会社です。
働くくるまが大好きな甥っ子にそんな話をしてやりながら、あっという間に動物園に到着です。

入口です
入園して新しくなったゾウ舎でゾウを眺めて、象の像にまたがった写真を撮ってやりました。
そういえば、新しいゾウ舎の柱は青いペンキで塗られていて、そこに身体をこするのか、ゾウが青く染まっていました。

オタリアのプールでは、水際で巨大なたらこのようにして日向ぼっこしているオタリアが動くのをじっと待ってみましたが、微動だにもしなかったので、レッサーパンダ舎に移動です。

あまりのラブリーさに思わずほほほ~ぅと声が漏れます。
寝ていたので気を送ったら目を開けました。

この後むくっと起きて、隅の方で排便していました。

そしてタイミングよくレッサーパンダへの餌やり体験ができるとのアナウンス。
いそいそとエントリーしてリンゴをやってきました。
この手の人は、何度トライしてもレッサーパンダにリンゴを食べてもらえていませんでした
通常は、有料会員の動物園サポーターに登録した人たちのみが参加できるバックヤードツアーでないと、動物に餌やりなどできないのですが、その日はいろんな幸運が重なりまさかの飛び込みで餌やりができました。
とても足が太くてしっかりとしており、愛玩動物とはやっぱり違うなぁと思った次第です。
後ろ頭もかわいい。耳がキュート!
レッサーパンダを堪能した後は、結局目指してきた割には平凡だったオープン食堂のようなところは適当に済ませて、次の展示へ。
ペンギンの後は猿山の餌やりタイムにまた遭遇!
餌袋を配ってくれて、ペレット(ドッグフードみたいな単5電池状のもの)を山に投げ入れ体験ができました。

毛が禿げたサルは人っぽくて気持ち悪い
動物園にひとりで行って猿山を眺めて帰るということってもしかして格好いいんじゃないかと思ってやりそうになったことを思い出しました。
なんというか村上春樹の小説に出てきそうという意味で。

そのあとはライオンや表がいるメインの広場の方へ行こうかと思ったのですが、甥っ子がむずったので切り上げてお散歩して帰りました。

そんな感じの休日でした。

次の休日こそは遠出したいですね。
梅雨が始まるまであと少し。