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2011年5月7日土曜日

福岡市動物園でお昼ご飯

このところ、朝夕も冷え込まず、自転車に乗るときにグローブをはめなくなりました。
指抜きグローブの季節ですね。
あれ、日焼けするとみっともないんですよ。
極太ポッキーみたいになっちゃって。

さて、少し前のお話です。
ゴールデンウィークに入る10日ほど前くらいに、甥を連れて動物園に遊びに行きました。
その日は、陽は差すものの、まだ風の冷たい、春の日でした。

同業者ならわかるかと思いますが、小売をしていると公休日はまず平日です。
ですので、美術館や博物館、テーマパークに水族館、動物園などに行くのも自然と平日になります。

美術館や博物館はまだいいんです。
静かで空いている方がマイペースで回れるからですね。

平日の動物園は、従業員や飼育員さんの方が絶対に多いな、と感じさせるあのアウェイ感というか、お邪魔している感じがします。


その日は久しぶりに天気の良い公休日で、自転車で遠出しようとすでにレーパンに履き替えていました。
そこに姉が登場し、食卓の上のお札を一枚と甥を置いて、母と出かけて行きました。
すでに着替えていたのですが、いまいち伝わらなかったようです。

仕方がないので、お昼を食べようかと、先日紹介した西公園の今屋に行こうかと思ったのですが、ふと思い立ち、動物園に行き先を決めました。
3歳の子供が何を食べるのかいまいちわからなかったので、子連れが多いところなら大丈夫だよなぁ、でも百貨店に小さな子を連れていくのもいやだ→じゃあ動物園だ! という思考の流れです。

自分の身一つなら、桜坂を漕いで登るのですが、その日はバスで移動です。
ちなみに桜坂の裏手にはギアなしの自転車では助走をつけても登りきれない勾配30%という恐ろしい坂があります。

さておき、バスといえば福岡は西鉄バス王国です。
日本一のバスの保有台数を誇り、全路線の総延長距離も日本一(たぶん)の歴史あるバス会社です。
働くくるまが大好きな甥っ子にそんな話をしてやりながら、あっという間に動物園に到着です。

入口です
入園して新しくなったゾウ舎でゾウを眺めて、象の像にまたがった写真を撮ってやりました。
そういえば、新しいゾウ舎の柱は青いペンキで塗られていて、そこに身体をこするのか、ゾウが青く染まっていました。

オタリアのプールでは、水際で巨大なたらこのようにして日向ぼっこしているオタリアが動くのをじっと待ってみましたが、微動だにもしなかったので、レッサーパンダ舎に移動です。

あまりのラブリーさに思わずほほほ~ぅと声が漏れます。
寝ていたので気を送ったら目を開けました。

この後むくっと起きて、隅の方で排便していました。

そしてタイミングよくレッサーパンダへの餌やり体験ができるとのアナウンス。
いそいそとエントリーしてリンゴをやってきました。
この手の人は、何度トライしてもレッサーパンダにリンゴを食べてもらえていませんでした
通常は、有料会員の動物園サポーターに登録した人たちのみが参加できるバックヤードツアーでないと、動物に餌やりなどできないのですが、その日はいろんな幸運が重なりまさかの飛び込みで餌やりができました。
とても足が太くてしっかりとしており、愛玩動物とはやっぱり違うなぁと思った次第です。
後ろ頭もかわいい。耳がキュート!
レッサーパンダを堪能した後は、結局目指してきた割には平凡だったオープン食堂のようなところは適当に済ませて、次の展示へ。
ペンギンの後は猿山の餌やりタイムにまた遭遇!
餌袋を配ってくれて、ペレット(ドッグフードみたいな単5電池状のもの)を山に投げ入れ体験ができました。

毛が禿げたサルは人っぽくて気持ち悪い
動物園にひとりで行って猿山を眺めて帰るということってもしかして格好いいんじゃないかと思ってやりそうになったことを思い出しました。
なんというか村上春樹の小説に出てきそうという意味で。

そのあとはライオンや表がいるメインの広場の方へ行こうかと思ったのですが、甥っ子がむずったので切り上げてお散歩して帰りました。

そんな感じの休日でした。

次の休日こそは遠出したいですね。
梅雨が始まるまであと少し。

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