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2011年5月14日土曜日

港銀座通り

13日の金曜日を翌日に控えた12日の木曜日。久しぶりのお休みでした。
天気予報では火曜日から降り続く雨の最終日、ということでした。

でもこういう季節の変わり目の天気ってひょいひょいと変わるものです。

いや、本当に変わりやすいかどうかは分からないんですけれど、そんな印象がある時期ですよね、5月半ば。

私は小さい頃、沖縄に住んでいたので、ゴールデンウィークにはすでに梅雨入りしていたものでした。

沖縄を離れてやっと、思い切り遊んだ連休明けからひと月もしないうちにやってくる鬱々とした梅雨、というもののネガティブさを感じられるようになりました。

先に楽しいことがあると、あとからやってくる憂鬱なものがより一層際立つというものです。


話がそれましたね。

雨です。

せっかくのお休みに雨の予報が出ています、という話でした。

そしていざ起きてみたら、どんよりと曇っているものの雨は降っていませんでした。

いそいそと顔を洗い、ミロを飲んで、レーパンを履いてDRI-FITのTシャツを着て出発です。

外に出て、お、案外ひんやりしているな、と思ったら、それもそのはず、霧吹きで吹いたような、細かーーい霧雨が降っていました。

ちょっと漕ぎだしてみたのですが、体がうっすらと濡れて、風に当たると結構寒い。そのうえ、海岸線まで出てきて目指す志賀島方面を見てみたら、真っ黒に雨で煙っていました。
無茶をして風邪をひいてもつまらないので、唐人町商店街でちょっと買い物をして、おとなしく帰宅です。

身体がひんやりしていたので、さっと熱いシャワーを浴びました。
そして風呂上がりに、昼酒を、キメました。
ガツンとツメタイやつのプルタブをブシッと起こして、大きく息を吐いて、吸う勢いでゴッゴッゴッと喉に炭酸をたたきつけるのです。
昼酒どころか、昼前も昼前、の11時前。

昼酒の旨さは、このちょっとした背徳感によるところが大きいと常々思っているのですけれど、さすがに会社ではみんなが掃除を終えて朝礼をしている時分に飲んでいると思うと、テンションも鰻のようにのぼり上がるというもんです。

家でお酒を飲むと気を張っていないからなのか、多少のアルコールででろんでろんになってしまうのですが、この日も例にもれずあっという間に仕上がってしまいました。
最近お気に入りのアサヒ・ザ・マスターの6本パックが終わったので、一区切りをつけて、昼食です。

このザ・マスターは世界のビール選手権的な大会で好成績を収めたビールということなのですが、たしかにうまい。

ピルスナー部門でどうしたこうした、と缶に書いてあったのだけれど、ピルスナーって言ってわかる人いるのかなと疑問に思ったり思わなかったり。
そのむかしイギリスに住んでいるときのことです。初めてパブに行ってずらりと並ぶサーバーにわけがわからず、聞く一時の恥から逃げて、とりあえずリバプールFCの胸のスポンサーで見覚えのあったカールスバーグを頼んだ事を思い出しました。
その後、勉強してギネスやらキルケニー、マーフィーズなどのスタウト、バスペールエールなどのエール、クローネンバーク、ベックスなどのピルスナー、それぞれの味の違いを覚えたものでした。


で、ランチブレイク。

霧雨の降る中、ビーチサンダルでペタペタペタペタ~と30分ほど歩いて長浜方面へ。

その日は5月12日、2の付く日は替え玉無料という豪気なラーメン屋 二丁目ラーメンを目指しました。
2の付く日は替え玉フリー! 22日はセットオール500円!!
しかし、ペタペタ歩くうちに気持ちが変わるということはままあることで、行きついた先はこちら、珍萬21。
21の意味はわかりません
珍萬21といえばレバニラですが、その前にビール大瓶と餃子です。
カウンターの端に積んである漫画雑誌からいつのかわからない近代麻雀をとってきて、片山まさゆきのデジャブに襲われるくらい変わり映えのしない漫画を読みつつ、あら、アカギや兎はさすがに終わったのか、ムダヅモなき改革も載ってないなぁと思ってたら、オリジナルでした。

さておき、私としたことが餃子が先走り、完全にビールを余らせてしまいましたが、足りないなら追加だ!という西側的物量作戦は行わず、飯にシフト。

ニラレバ定食をオーダー。寡黙なキッチンは相変わらず。

ぶれても伝わるこの旨そうな感じ!


味付けは濃い目でほんの二口ほどで残りのビールをフィニッシュ。勢い飯もばくばく。皿に残った汁をご飯にかけて、浅漬けを上に乗せて、ざぶざぶ飯を流し込んで、ごちそうさま。


雨の港周辺はなんとなく雰囲気がありますが、雨宿りをする場所もなく、うす暗く、場末感が漂うので、天気のいい日がやっぱりお勧めです。
イカ釣り漁船??照明がたくさんついてます。

奥に見える都市高速と手前とのギャップが好きな景色

なんてことのないエリアではありますが、手ごねハンバーグの老舗ドンキホーテ、県外からのお客様を連れていったら外れなしの海鮮居酒屋TOC-TOC1,2号店、福岡の蕎麦の名店木曽路などなど食べるところが盛りだくさんです。
徒歩圏内に元祖長浜家も屋台のナンバーワンもあり、個人的にお気に入りのエリアです。


夜はワインダイニングのオーナーの誕生日を祝いに行って、2本飲み干し、口が酸っぱくなったので帰宅してラフロイグ。


バリエーション豊かに飲んだ1日でした。


次の休みは晴れるかなぁ。
梅雨前に一度は漕ぎたいなー。

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