朝起きたら汗だくでした。
せっかくの休みだというのに7時過ぎに目が覚めました。
暑くて。
汗をけっこうかいてて、寝巻のTシャツもしっとりとなっていました。
腹を下しやすいので、どうにも辛抱ならん!というときまで、この程度の気候ではエアコンをつけて寝ないのです。
そのかわりに、一度つけるとギンギンに冷やすので、布団にくるまって寒い寒いと言いながら寝るのも好きです。
北海道の冬は、暖房を入れまくって、屋内では薄着で過ごすという話を聞いたことがあるのですが、それの逆バージョンのようなものですかね。
さて、そんなよく晴れた木曜日、いつものごとく、自転車に乗って、先週と同じく糸島方面に行こうかな、タイヤも新しいパナレーサーを履かせたので山下りにチャレンジしようかな、とでかけました。
夜に友人と風呂屋に行って、飲みに行く約束をしていたので自転車行の帰りにそのまま寄れるよう、ちょっと遅めの出発にしました。
以前に、風呂屋→飲みをやって以来はまってます。
サウナで水分を絞りとって、態勢を整え、いざビールを迎えたときの、あれ。
ゴキュッと飲み下した音が回りに聞こえるんじゃないかというくらいのあれ。
それを夢見つつ、11時過ぎ、いつものようにいつものコースの予定で出発です。
城南線を西に向かい、西新の交差点手前をテングッドシティ方面に入り、そのまま直進、道なりぐりぐり、で、福重の交差点まできました。時間はまだ11時半でした。
少し早いけれど、いつものようにこの麺激戦区で何を食べようか、となります。
そこでふと思い出したのが、先日東のほうに行ったときにパスした泰洋軒。
このまましばらく福重店でラーメンでも良いけど、今日は泰洋軒気分だな……。
決断は早いほうです。
すぐに北上し、室見の駅前を通り過ぎ、そのまま東へと漕ぎ続けます。
かなり気温は高く、信号停車のたびに汗がぶわっと噴き出します。
走っている間は余り気にならないけれど、空気の流れが止まると途端に出てきます。
御笠川を渡り、3号線に入ります。
今日は飛ばすので、車道です。
3号線は車がものすごく飛ばす上に、追い越す時にあまり膨らんでくれないので、トラックやバスに追い越されると持って行かれそうになります。
いつか西鉄バスに轢き殺されそうな気がします。
車道の端のほうは、小石や砂がざらりと溜まっていたり、ゴミが散乱しているので、自転車のタイヤだとかなりの自殺行為です。
ですので、肩で息をしながら34~5キロ巡航で漕ぎまくります。
あっという間に名島です。
ファミレスのところで左折して、泰洋軒の前を通り過ぎ、
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青いです。目立ちます。 |
ミニストップでポカリスウェットを買って一気です。
息が整い、汗がひいたところで泰洋軒にお邪魔します。
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せわしないけど感じ良いお姉さんたち |
そんなに何度も来たことがあるわけではないのですが、ここのとり天は衣のさくっと、肉の適度な歯ごたえと柔らかさはうんまい。
付け合わせは初めて来た数年前から変わらずナポリタン的なスパゲティ。
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ご飯は普通盛 とり天は標準でこの量! |
この日は、食後に自転車の予定だったので、ご飯は普通にしたけれど、とり天はどっさりと出てくるので、男性なら大盛りがお勧めです。じゃないとご飯が足りなくなっちゃいます。
初めて来た時、ここはとり天が美味しいと聞いていたのでとり天でした。
それ以来めったに来ないので、せっかく来たならとり天、とり天と繰り返した結果、このお店ではとり天意外食べたことがありません。
つけるたれを天つゆにするか、辛子じょうゆにするかの違いくらいで毎回同じものを食べています。
今回も大変おいしゅうございました。
食後店から出て、ふと思いました。
前回ここで食べてこうしてお店から出てきたとき、すぐに食後の一服をしたなぁ、と。
さて、ここから西に向かう……、そんな訳ありません。
今日はもうこのまま志賀島コースです。
天気がいいから海がきれいだぞーと思っていたんですが、なんだかもやってましたね。
いまいち真っ青な空!という感じじゃなかったです。
それはちょっと残念だったのですが、それを補って余りあるこの暑さ。
暑いとつらいのですが、この日は湿気が低くからりと暑かったので、良い暑さです。
水分が旨いんです、汗をいっぱいかくから。
和白を過ぎて、志賀島方面に入りしばらく行きます。
博多のソウルフード牧のうどん奈多店を通り過ぎました。
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名物 減らないうどん |
ホント天神から離れたらよく見かけます。
以前はキャナルシティ内にあったんですけどね。
そしてあっという間に雁ノ巣の交差点です。
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大きな交差点です |
いまはレクリエーションセンターですが、戦前戦後あたりは飛行場だった場所です。
その後、飛行場としての機能はなくなり、通信施設や在福岡米軍の基地として使用されており、1972年に沖縄が華々しく日本に返還された陰で、現福岡空港とともに返還されたそうです。
そんな米軍ゆかりの土地福岡も、今では在日米軍に、天神を立ち入り禁止の危険区域と指定されているそうです。
しょっちゅう夜の街でけんか騒ぎを起こしてますからね、当然かとは思います。
10数年前の私が親不孝通りで遊び呆けていたころ、週末ともなればそこここで佐世保から来たネイビーと血気盛んな若者たちの喧嘩が見られました。
加減を知らない若者が増えた今はもっとすごいことになっているのかもしれませんね。
雁ノ巣を左に見つつ、疲れたのでゆっくりと歩道を行きます。
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ここを通りぬけないと歩道に行けません |
車道を車に迷惑をかけずに、自らが安全に走れる気がしないときは歩道をゆっくり走ります。
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一直線! |
いよいよ志賀島直前の集落です。
この集落、良い感じに古びていて、こういうグッとくるサインもあります。
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味わい深い しかもコンビニはR Shop! |
ここからすぐに志賀島への砂嘴に入ります。
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わりと砂利っぽく見えるけど、砂浜です。 |
歩道と車道の端は砂まみれでとてもじゃないけれど自転車で走れる環境ではないので、道の真ん中を行きます。
金印公園は今回はパス。
その先にある蒙古塚でちょっと休憩です。
ちょっと階段を上ると、元寇襲来のときに亡くなった蒙古兵を祭った祠のようなものがあります。
わりと新しい感じでした。
この蒙古塚のすぐそばに、万葉集の歌碑がありました。
調べたら島内にあといくつかあるらしいので、また今度行ったときに見てこようと思います。
次はお気に入りスポット休暇村のビーチです。
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このフレームの右ちょいくらいのところに水着ギャルが! |
いつものように自転車で降りて行って、海岸線を流していると水着の若い女性の周りにレフ板を持った人が立っていて、撮影していました。
なんだか気恥ずかしくてよく見れなかったけれど、マリンな装いでキュートな感じでしたよ。
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ビーチの脇はこんな消波ブロックのようなものが沈めてある |
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面白い花が咲いてた |
帰り道は人工島を通る近道を行きました。
海の中道大橋をまず渡ります。
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海の中道大橋。対面から片道2車線へと増設工事中 |
ここでは数年前に飲酒運転による痛ましい事故が起きています。
ここを通るときはいつもなんだか、そのことを思って、胃がきゅっとなります。
人工島はアイランドシティという名称です。
完成するのが2027年という話です。
広い道、歩行者と自転車用で色分けされた大きな歩道が整備されているけれど、まだまだ家も建っておらず、まだまだ先だなーって感じます。
港湾地区として整備が進んでいる西側は、コンテナがたくさん積まれて、なんだかにぎわっている感じはあるんですけれどね。
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特大マンホール |
いくつかそうして橋を渡り市の中心部方面へと向かって行くと、秘密基地のようなちょっとわくわくするスペースがあります。
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定番、橋の下。 |
行動範囲からそんなに離れていないけれど人目から抜け落ちたエアポケットのような空間。
小さいころだったらば、裏山のなかのそこだけ木が切り倒された場所だったり、木の股の落ち葉がぎっしり詰まったしゃがむだけのスペースだったり。
近所に建った高層マンションのカギが開いていて入れるようになっている床下点検口だったり。
ここは、そこに比べるともうちょっとひらかれていますが、同じ様なわくわく感があります。
まぁ、そういう場所の宿命というか、家のない人が住んでるのは仕方がないです。
人の家をバシャバシャと撮る趣味はないので、写真は海のほうだけです。
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雲梯みたいに向こうまで行けそう |
ちょっと自転車を降りて海を覗き込んで、お茶を飲んで、再び出発です。
都市高速道路の向こうに、お気に入りの場所が見えました。
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筥崎宮の例の浜です |
そこから少し目を移すと、「AH1」という表示が見えます。
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柱に小さく……。 |
これは東京の日本橋を基点に、はるか西のかなたトルコの端まで繋がるアジアハイウェイ1号線の表記です。
博多港からプサンまで、AH1唯一の海路があります。
間もなく天神に到着し、なじみの自転車屋にあずけてあるBromptonの様子を見に行き、喉が渇いたので、大名のいつもの店でビール。
果物みたいなトマトを出してくれました。
顎の下あたりの唾液ポンプがありそうなところがギュギュッとなる甘酸っぱさでした。
喉が渇いていたからか吸収が早く、ハイパー銭湯に行ったときにはほろ酔いでした。
水をたくさん飲んではサウナで出して、と繰り返していたらあっという間に酒が抜けたので、元気よくバーに突撃です。
缶詰のコーンはアヲハタ以外認めないという人と、ハゴロモフーズはどうするんだ、とか話していて、いつの間にかノザキのコンビーフ以外は認めないとか言う話になっていて、じゃあそんなにこだわるんならほかのメーカーって何があるか言ってみろと返したら具体名が出てこず、適当なこと言ってんじゃねえって聞こえるように言ったら帰っちゃってバーのマスターにたしなめられたり、と、いつものようにどうでもいい夜は更けていきました。
帰りは「ガツン、とみかん」を買ってシャクシャクかじりながら帰りました。
この日のお昼に使ったのは、お昼のとり天定食とポカリ500ccと生茶500cc。
水分はお金を惜しんじゃだめ。
あー、そろそろ閉館しちゃうショッパーズとか、さびれつつある北天神のいまを見てこようかな、次は。
どうせ雨だろうし。
2 コメント:
いや〜しかしおやじ路線まっしぐらやね〜。なかなかええよー(^-^)
>匿名さん
運動+スーパー銭湯+飲みのコンボは麻薬です。
おやじ路線だろうがなんだろうが、止められる気がしない。笑
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