私は自転車の遠出が趣味なのですが、これくらいの気候が漕いでいて寒くもなく暑くもなく、ちょうどよいのです。
先日、いつものコースを回ったついでに気になっていた場所に足を伸ばしました。
いつものコースというのは、芥屋の海水浴場を折り返し地点にして、行きは202号線をひたすら前原まで漕ぎ、北上し、芥屋を通り、二見ヶ浦→海釣り公園→今宿→百道→大濠公園というコースです。
このコースは休みのたびに走っているので、多少バリエーションをつけて芥屋の裏山や彦山を登ったりします。
シングルスピードのフラットバーロードバイクなので、さすがに上れる勾配にも限界がありますが、なんとか登りきったあと、ノンブレーキ(ちょっとは使います)で山を下るのが大好きです。ワインディングした山道を下るスピード感と、登り切った後の爽快感とが相まって、全身を粟立てながらのダウンヒルです。
そんないつものコースをぐるりと回っても、まだ日は高く、風も気持ちが良かったので、大濠公園前を通り過ぎ、ちょっと気になっている場所へと行ってきました。
東区へと向かいました。
博多の東の玄関ともいわれる石造りのレトロで立派な白いアーチ橋、名島橋をわたります。少し上流にある西鉄貝塚線(旧宮地岳線)専用の橋もなかなかに立派で、大正ロマンというか昭和というか、なんだかそのあたりの雰囲気があります。
さて、その橋を渡り、3号線を北上します。
向かう先は香椎宮前の駅の程近くです。税務署とかあるあたりですね。
渡るのが面倒な大きな交差点があるところです。
昨年の夏前、自転車で遠出をした道すがらに不思議な場所を見つけて、以来気になっている場所です。
そこでは、ごく普通のアスファルトから、街路樹がはえてきていました。
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街路樹って普通囲われていたり、歩道内に植わってませんか? |
それに目を留め、ちょっと道を入ってみたらあったんです。
ロータリーが。
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ソテツが密集しています |
3号線から少し入った住宅街の真ん中にポツンとあります。
タクシーが休憩中なのか停まっていました。
この何気ないロータリー、見つけたとき、不思議な気持ちになりました。
清川の少し下町のような街並みとは違って、東区の少しすすけたような雰囲気そのままのロータリーは、何の派手さもなくそこにある感じがして、好きです。
大通りを車のスピードで移動していたら気が付かない、変わった植わり方をした街路樹、そしてその間の道を入ったところにある小さなロータリー。
なんだか秘密の場所のようで好きな場所です。
このロータリーを久しぶりに確認した後は、馬出にあるラーメン屋に行ったのですが、その話はまた次の機会にでも。
とにかく、天気の良い日でした。
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